西川高弘の広告運用|SNS広告とリスティング広告どちらが良いか

こんにちは!西川高弘です!
Web広告を展開していこうと思った時にSNS広告とリスティング広告どちらが良いか、迷ったことはありませんか?よくわからないから勧められた方をとりあえずやってみようと考えてしまっている人も多いと思います。
そこで今回はSNS広告とリスティング広告の大枠での違いと、媒体選定のコツについて書いていきたいと思います。
まずは、基本的なことですが
・「何を売るか」
・「誰に売るか」を正しく把握する必要があります。
そして、SNS広告とリスティング広告のメリットの中でどちらがより自分の商品に向いている広告となのかを考えていきましょう。
例えば、あなたは会計ソフトを売りたいとします。
もちろんSNS広告とリスティング広告どちらでも広告出稿することは可能です。
会計ソフトだとすると基本的に一般ユーザーは対象外だと思います。
売る対象は「企業または個人事業主の経理担当」となるでしょう。
SNS広告の場合
ターゲティング:
・個人事業主
・役職をもっているユーザー
・会計ソフトに興味を持っているユーザーへのターゲティング
リスティング広告の場合
ターゲティング:
「会計ソフト」・「確定申告 ソフト」・「(競合会計ソフト名)」などのワードを検索しているユーザーへのターゲティング
これを比較した時に、どちらのターゲットの方が買いやすいと思うかという観点が必要になってきます。
ちなみに今回の場合は後者のリスティング広告の方が効果が見込めることは想像がつきやすいと思います。
個人事業主・役職をもっているユーザー
→必ずしも会計ソフトを欲しているかはわかりません。
会計ソフトに興味を持っているユーザー
→過去に会計ソフトを欲していたかもしれませんが、会計ソフトは1人が何個も買うものではありませんし、もしかしたらもう他の会計ソフトを導入しているかもしれません。
その反面、リスティング広告ではリアルタイムで会計ソフトを欲しているユーザーです。
そのため、ユーザーを購入へと誘導しやすいです。
それぞれのメリットとして
SNS広告はユーザーの趣味や好みに沿ったターゲティングができること
リスティング広告は『今』商品を求めているユーザーにターゲティングできること
明確にキーワードに変換できるもの、且つキーワードが一般的であればリスティング広告を導入しましょう。それ以外はSNSで展開、というロジックを組むと広告運用がしやすくなります。
商品や広告の目的に合わせて媒体を使い分けることが広告最適化の第一歩とはなりますが、広告の手法も昔に比べてかなり増えているのもまた事実ですのでいろんな新しい広告にもアンテナを張っておくことが重要です。
特に最近はGoogle内でのバグが増えており、これは大きな変革の予兆なのではないかという見方もありますので世界の動向にはしっかり注意していきましょう。